自然災害が増えている昨今、既に非常食を常備しているという人は多いかと思います。
レトルトのご飯や麺類、おかずなど非常食用に適した非常用の食品はたくさんありますが、炭水化物を中心とした食品が多く、大切なタンパク質が不十分です。
そこで、非常食に是非プロテインを加えることをおすすめします。
え?非常食にプロテイン?
筋トレやダイエット用のサプリじゃないの?
と思われる人も多いかと思いますが、実はプロテインは非常食にとても適した食品だと言われています。
この記事では
- 非常食としてプロテインを加えることをおすすめする理由。
- プロテインを非常食として常備する時の注意点やポイント。
- 非常食におすすのプロテイン。
について詳しくお伝えしたいと思います。
非常食にプロテインをおすすめする3つの理由
- 豊富なタンパク質を摂取することが出来る。
- 保存期間が約2年と長い。
- 水さえあれば簡単に飲むことが出来る。
豊富なタンパク質を摂取することが出来る
普段の食生活でさえも不足しがちなタンパク質。
タンパク質は1日最低でも50g~100g摂ることが必要とされています(基本的に体重×1グラム)。
災害時ともなれば尚更十分なタンパク質を摂ることが難しくなります。
プロテイン1食(1杯)で約20gのタンパク質を摂ることが出来ます。
保存期間が約2年と長い
メーカーや種類によって異なりますが、未開封のプロテインは1年半~2年が賞味期限となっているため、長期保存が可能です。
水さえあれば簡単に飲むことが出来る
お湯を沸かす必要もなく、調理も不要で。水に溶かすだけで簡単に飲むことが出来るのもプロテインが非常食に向いていると言われるポイントです。
清涼飲料水とは異なり、腹持ちもいいので1杯飲めばある程度の満腹感を得られるのも大きなメリットだと言えます。
また、水に溶かして飲むタイプのプロテインだけでなく、プロテインバーといった固形タイプのプロテインもあります。
非常食プロテインを選ぶ時に気を付けるポイント&注意点
- タンパク質意外の栄養素も多く含んだプロテインを選ぶ
- お腹が痛くなりにくいプロテインを選ぶ(あらかじめ試しておく)
- 味の良いプロテイン選ぶ
タンパク質意外の栄養素も多く含んだプロテインを選ぶ
プロテインは基本的に普段の食生活で不足しがちになるタンパク質を補うための補助食品(サプリ)です。
ハードな筋トレをしている人は筋肉肥大に欠かせないタンパク質を多く摂るためにタンパク質の純度が高いプロテインを好んで飲みます。
しかし、非常食として常備するプロテイン関しては、タンパク質を中心に他の栄養素もバランスよく配合されたものを選ぶと良いでしょう。
例えば、置き換えダイエットを目的としたソイプロテインは、タンパク質以外の栄養素を多く含んでいるものが多いため非常食に向いていると言えます。
お腹が痛くなりにくいプロテインを選ぶ(あらかじめ試しておく)
プロテインの主原料は牛乳であるため、乳糖不耐症の人がプロテインを多く飲むとお腹をこわしてしまう場合があります。
また、普段からタンパク質不足の人がプロテインを飲むとお腹が張ってしまったり、胃もたれのような症状を感じる人もいます。
あらかじめ飲んでみるなどして確認しておくことは絶対に行うようにして下さい。
非常食にプロテインを加えることをきっかけににプロテイン生活を始めてみるのも良いかもしれませんよ。
味の良いプロテイン選ぶ
最近のプロテインは、とても飲みやすく美味しいものが多いです。
チョコレート味やイチゴミルクなど、甘いフレーバーのものが多いですが、人によっては苦手なフレーバーもあると思いますので、なるべく好みのものを選んでストックしておくことをおすすめします。
気が滅入ってしまう災害時用の非常食だからこそ、少しでも味が良いものをチョイスして欲しいと思います。
非常食におすすめのプロテイン
【まとめ】非常食にプロテインをおすすめする3つの理由
非常時ともなれば『なんとかその場の空腹をしのげれば良いのでは?』と考えてしまうかもしれません。
しかし、心が落ち込んでしまう状況だからこそ、心と体を作るタンパク質をしっかり摂れるように心がけて欲しいと思います。
そして、どんな状況になったとしても気持ちを明るく持って乗り越えていきましょう。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、そういう気持ちで防災グッズや非常食を準備しておくことが大切です。
これらの理由から常備する非常食にはプロテインを追加することを強くおすすめします。
サバ缶やサラダチキンの缶詰など、タンパク質が多く含まれる常備食も加えれば完璧じゃな。
コメント