プロテインゼリーは太る？筋トレに効果ある？栄養表示から検証

コンビニなどでも専用コーナーが設けられているほど人気のパウチ入りプロテインゼリー。

気軽にプロテイン（タンパク質）が摂れるということでダイエット効果や筋肉増強の効果を期待して飲んでいる人も多いのではないでしょうか？

その反面、

と疑問や不安を持つ人も多いかと思います。

この記事では、コンビニでも人気が高いプロテインゼリーの中でもコンビニ等で一番目に入る『inゼリー5000』の栄養表示を参考にしながらプロテインゼリーに太る原因はあるのか、筋トレに効果があるのかについて解りやすくお伝えしたいと思います。

この記事はダイエットや筋肉増大を目的としてプロテインゼリーを飲んでいる方、または飲んでみようと考えている方向けの内容となっています。

プロテインゼリーを飲んでも太ることはない？

日本では食品販売に関する法律で、その商品に含まれる栄養成分を表示する義務があるので、その栄養表示を見れば、その食品が太りやすいかどうかをある程度判断することが出来ます。

プロテインゼリー『インゼリー5000』の栄養表示

【１袋（１８０g）当たり 】
エネルギー:３３ｋｃａｌ
たんぱく質:５．０ｇ
脂質:０ｇ
炭水化物:２．７〜５．６ｇ
　−糖質:１．５〜４．４ｇ
　−食物繊維:１．２ｇ
食塩相当量:０．０３８〜０．２２ｇ
カルシウム:４１ｍｇ
ナイアシン:１．７ｍｇ
パントテン酸:０．５５〜３．７ｍｇ
ビタミンB1:０．１〜０．３２ｍｇ
ビタミンB2:０．１１〜０．２７ｍｇ
ビタミンB6:０．３３〜０．７６ｍｇ
ビタミンB12:０．６３〜１．９μｇ
葉酸:６７〜８００μｇ

一部の動画や記事で、市販のプロテインゼリーには果糖ぶどう糖が多く含まれているため太ると紹介しているものがありますが、それはひと昔まえの話。

最近では、ステビアやスクラロースなど低糖質な甘味料が使用されているものが多く、安心して飲むことが出来ます。

総カロリーを見ても33kcalと非常に低く、プロテインゼリーを飲んだからといって直ちに太ってしまうということはまずないと言えるでしょう。

プロテインゼリーに筋肉増大効果はある？

このブログでは何度も書いていますが、プロテイン（タンパク質）を摂取しただけで筋肉量が増えるということはありません。

あくまでも、しっかりと筋トレをしたうえでプロテイン摂取をすることで初めて筋肉増大の効果を効率良く上げることが出来るのです。

プロテインゼリーはあくまでも食事で不足しがちなプロテインを補給出来るというものと考えておいた方がいいでしょう。

ちなみに、 inゼリー5000に含まれるプロテインは5ｇ。

ささみ1本に含まれるタンパク質がおよそ10ｇですので、これだけでは決して充分とは言えません。

ホエイタンパク以外に、ホエイペプチドも配合されているので、体内への吸収はそれなりにしやすいですが、トレーニング前後に飲んだとしても、筋肉増大にはそれほど影響は無いかと思われます。

※2023年6月8日現在、パッケージの表示は5000ではなく5gに変更されています。

プロテインをもっと摂るなら『inゼリー（プロテイン15g）』がおすすめ

筋肉を増やしたいのであれば最低でも1日あたり体重×1.5g以上のタンパク質摂取は必須。

タンパク質は筋肉だけでなく、骨や皮膚、髪、爪といった体のあらゆる部位を構成する大切な栄養素なので、特に筋肉をつけたい訳じゃない！という人でも1日あたり体重×1gのタンパク質が必要とされています。

食事で充分に摂れないタンパク質を補給するためにプロテインゼリーを利用するのであれば、より多くのタンパク質を含んだプロテインゼリーがおすすめ。

inゼリー5000と同じく森永が販売している『inゼリー（プロテイン15g）』なら、同じ量を飲んでも15gと3倍のプロテインが含まれているので、こちらを飲む方が効率が良いと言えます。

また、プロテインパウダーと寒天を使って簡単に作れる『手作りプロテインゼリー』が糖質、脂質から摂るカロリーも少なくおすすめです。