トレーニングベンチが欲しいけど、お金もったいないから代用出来るものないかなぁ・・・
と考える人は多いと思います。
ローテーブルを使ったり、カラーボックスを横にしたり、ビール瓶のケースを使ったり…。 そんなトレーニングベンチの代用品は、実はとても危険なうえ、せっかくの筋トレの効果も。半減させてしまう可能性があります。
5キロぐらいのダンベルでちょっとしたトレーニングをするのであれば布団やローテーブルなどの代用品でも良いかもしれませんが、おそらくこの記事を読んでいる方はある程度のウェイトを使って本気で筋トレをしたいと考えているのではないでしょうか?
ということで今回はトレーニングベンチを日用品などで代用することの危険性やデメリットについてお伝えしたいと思います。
トレーニングベンチの代用品が危険な理由とデメリット
- 安定性が低い
- 形状やサイズが適切ではない
- 衛生面が悪い
1. 安定性が低い
トレーニングベンチは、重量やバランスに耐えられるように設計されています。
布団を丸めて使うという人もいるようですが、布団では柔らかくて沈みやすく、カラーボックスやビール瓶のケースの様なものは、軽くてずれやすく危険です。
これらの代用品は重さや動きによって崩れたり倒れたりする可能性が高く、安定性が低くなります。
安定性が低いと、筋肉に負荷がかからなかったり、逆に思わぬ負担がかかり身体をいためてしまう場合もあり、怪我や事故のリスクが高まります。
健康のために筋トレしてるのに、筋トレが原因で怪我しちゃ元も子も無いぞ。
2. 形状やサイズが適切でない
トレーニングベンチは、身体や動作に合わせて形状やサイズが調整できますが、代用品ではそのような機能がありません。
ローテーブルや長椅子は一見、代用品になりそうな感じもしますが、長さや幅、高さが足りなかったり広すぎてしまいます。
トレーニングに使う場合、形状やサイズが適切でないと、姿勢やフォームが崩れてしまうため、筋肉に効果的に刺激を与えられなかったり、関節や腰に負担をかけたりします。
3. 衛生面が悪い
トレーニングベンチは、汗や汚れに強い素材で作られています。 しかし、家にあるものは、ローテーブルで代用すると、汗や皮脂で汚れやすく、カラーボックスやビール瓶のケースは、ほこりや菌で汚染されやすくなります。
これらの代用品は、衛生面が悪く、肌荒れや感染症の原因になる可能性もありおすすめできません。
筋トレは『安全』であることが大前提
今や多くの人が筋トレに取り組んでいますが、それに伴って筋トレによって怪我をする人も増えています。
トレーニングベンチの代用品が危険なら、どうすれば安全に筋トレできるのでしょうか? 安全に筋トレする方法は、以下の2つです。
1. トレーニングベンチを購入する
もちろん、一番確実な方法は、トレーニングベンチを購入することです。
トレーニングベンチは、様々な種類や価格帯がありますので、自分の目的や予算に合わせて選ぶことができます。
トレーニングベンチを購入すれば、安定性や形状やサイズや衛生面に問題はありません。 また、自宅で好きな時間に筋トレできるのもメリットです。
ダンベルがあればトレーニングベンチが無くても筋トレは出来ますが、より筋トレの効果を上げたいという方は是非、手に入れてください。
辛い筋トレを頑張るんだから効率的にしないともったいないよね。
2. ボディウェイトトレーニングをする
もし、トレーニングベンチを購入するのが難しい場合は、ベンチを使わないトレーニング、もしくはボディウェイトトレーニングをすることをおすすめします。
ボディウェイトトレーニングとは、自分の体重を使って筋力を鍛えるトレーニングのこと。
ボディウェイトトレーニングでは、プッシュアップやスクワットやプランクなど、様々な種目があります。 これらの種目は、複数の筋肉を同時に刺激できるので、効率的に筋力を向上させることができます。
トレーニングベンチは実はそんなに高価ではない
ちなみに私が最初に買ったトレーニングベンチは中古で5000円ちょっとのものでした(定価は20,000円前後)。
最近では6000円~8000円前後で購入出来るトレーニングベンチもありますので、予算に合わせたトレーニングベンチを手に入れることが出来ます。
可変式のダンベルも4,000円~6,000円程度で買えるので、合わせても10,000円ちょっとで揃えることが出来ます。
高い安いは人それぞれですが、筋トレがこれからの将来にもたらす効果やメリットを考えればその価値は充分あるのではないでしょうか?
まとめ
今回は、トレーニングベンチの代用品が危険な理由と、安全に筋トレする方法をご紹介しました。
トレーニングベンチの代用品は、安定性や形状やサイズや衛生面に問題があり、怪我や事故や感染症のリスクが高いです。
安全に筋トレする方法は、トレーニングベンチを購入するか、徹底的にボディウェイトトレーニングをするかです。
安全な筋トレして、健康的な体を目指しましょう!
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