プロテインレバレッジ仮説とは?食欲との関係を解りやすく解説

プロテインの知識

最近、食べても食べてもお腹が空いちゃうんだけど・・・

と感じることはありませんか?

それは、もしかしたらプロテインレバレッジ仮説が関係しているかもしれません。

この記事ではこのプロテインレバレッジ仮説について解りやすく解説しています。

ダイエットや筋トレなどボディメイクをする上で大切な考え方となりますので、最後までお読みください。

頭の片隅に覚えておいて損はありませんよ。

プロテインレバッジ仮説とは?

プロテインレバレッジ仮説とは、2005年にオックスフォード大学のシンプソン博士が発表した「人は1日のタンパク質の必要量を満たすまで食事をとろうとする」という仮説のことです。

これは非常に興味深い仮説で、取り入れることでダイエットや健康増進に繋がると考える研究者も少なくありません。

タンパク質摂取は水を飲むのと同じぐらい大事

あまり効き馴染みはないかもしれませんが、『喝欲』という言葉があります。

簡単に言えば『喉の渇き』のことであり『水を飲みたい(水分を摂りたい)』という欲求のこと。

水分は体のおよそ60%を占めています。

汗をかいたりして水分が足りなくなれば、喉が渇くという欲求(喝欲)がわいてきますよね?

そして、水分を充分に補給出来るまでその欲求が消えることはありません。

これと同じように、人間の身体のおよそ20%を占めるタンパク質が不足すると食欲となって現れて、必要な量が補給されるまでその食欲は治まらないという仮説がプロテインレバレッジ仮説という訳です。

プロテインレバレッジ仮説は本当?ウソ?

現段階では仮説の段階ですので、このプロテインレバレッジ仮説が本当なのかウソなのか断言することは出来ません。

しかし、統計調査を行い多くのデータに基づいた仮説であるため、プロテインの摂取量と食欲の関係性については何かしらの因果関係があると言えるのではないでしょうか。

実際、タンパク質に食欲を抑える効果があるということは栄養学的に認められており、どちらにしても一定のタンパク摂取はダイエットに有効かつ、必要不可欠な要素であることに変わりはありません。

とても興味深い仮説じゃから、これから研究も進んでいくじゃろう。

糖質(甘いもの)は逆に食欲を増進させる

甘いものは別腹~♡

と、よく言いますよね?

これには理由があり、糖質にはタンパク質とは逆に食欲を増進させる働きがあるとされているのです。

ですので、タンパク質が少なく、糖質が多い食事ばかりになってしまうと、食欲が増してしまうだけでなく、エネルギーとして使われなかった糖分が脂肪となってどんどん身体に蓄積されていきます。

もちろん、糖質の多い食べ物とはスイーツやお菓子だけでなく、ご飯や麺類などの炭水化物も含まれます。

とはいえ、糖質も大切なエネルギーとなる栄養素、極端な糖質制限などはせぬように。

【まとめ】プロテインレバレッジ仮説の真偽は不明だけど・・・

プロテインレバレッジ仮説の真偽は今のところ不明ですが、ダイエットや筋トレなどのボディメイクをするのであれば、タンパク質をしっかりと摂取することが重要なポイントとなることは間違いありません。

単に『タンパク質が大事』というだけではなく、『なぜ、タンパク質が必要なのか』というところまで知識として知っておくことで、少しずつ意識も変わっていきます。

食事で十分なタンパク質を摂ることがどうしても難しいという人はプロテインを利用するなどして健康的なボディメイクを心がけましょう。

この仮説が本当かどうかよりも、先ずは1日のタンパク質摂取量をコントロールしてみて、食欲が変わるかどうか自分自身で検証してみるぐらいの気持ちが大切じゃ。

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