最近ではドラッグストアやコンビニなど、色々な場所で目にするようになったプロテイン。
多くの人が手にするようになった分、プロテインに関する誤った認識も増えている様に感じます。
例えば『運動をしないでプロテインを飲むと太る』という説を聞いたことはありませんか?
タンパク質不足が気になるからプロテインを飲んでみようと思うんだけど、運動しないでプロテインを飲むと太るんでしょ?
と不安に思っている人も多いかと思います。
結論から言いうと、運動をしないでプロテインを飲んだからといって、それだけが原因で太るということはありません!
・・・・と言い切りたいところですが『運動をしないでプロテインを飲むと太る』と言われる理由も無い訳ではありませんし、飲み方によっては太る原因になりうる可能性もあります。
いったいどっちなんだよっ
結論を言うと、これについては『太る』か『太らない』かといった単純な答えは出せません。
そこで今回は『運動しないでプロテインを飲むと太る説』の真偽やその理由について解りやすくお伝えしたいと思います。
この記事を最後まで読むことで
運動をしないでプロテインを飲んでも太ることなく必要なタンパク質を摂取出来る飲み方について理解することが出来ます。
これによって、食生活を見直すきっかけになればと思います。
運動しないでプロテインを飲むと太ると言われる理由とは?
太ってしまう理由を理解しよう
太ってしまう大きな要因は『カロリー過多』であることはみなさんご存知かと思います。
食事で摂ったカロリーを運動(活動)で消費しなければ、脂肪となって体に蓄えられていきます。
しかしカロリーとはエネルギー量であって、日々の生活に欠かせないもの。
決して単なる『太る原因となる悪しきもの』では無いということを覚えておきましょう。
この認識はダイエットをする上で超大事なことじゃ。
タンパク質にもカロリーがある
実はタンパク質(プロテイン)は体つくりに必要な材料になるだけでなく、体を動かすエネルギーにもなるのです。
つまり、プロテインにもカロリーがあるというわけです。
恐らくこの点が運動しないでプロテインを飲むと太ると言われる理由でしょう。
タンパク質が持つカロリー量
3大栄養素と呼ばれる『タンパク質』『炭水化物』『脂質』で比較するとそれぞれの1g当りのカロリーは
タンパク質 4kcal
炭水化物 4kcal
脂質 9kcal
となります。
え!炭水化物と同じカロリーなの??やっぱりプロテインは太る原因になるんじゃん!
この数字だけ見ると、そう思う人も多いかもしれませんが、大切なポイントは1日の食事における比率です。
1日に必要とされるカロリー量
理想とされる1日のカロリー摂取量は
【女性】1400~2000kcal
【男性】2000~2500kcal
となります。
おおよそのカロリー量を把握しておくことは食生活を考えるうえで大切なので、自分の目標としたいカロリー量を把握しておきましょう。
>>高タンパク・低カロリー宅食サービス!【筋肉食堂DELI】1日のタンパク質必要量は炭水化物に比べて少ない
炭水化物のカロリーはタンパク質のカロリーと同じ100gあたり4ckalとなります。
炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせたものですが、その代表格と言えるのが『ご飯』ですよね。
ご飯1杯(200g)340calで、1日3杯のご飯を食べれば、それだけで1000kcalを越えることになります。
一方、タンパク質量は体重にもよりますが必要量は1日当りおよそ体重✕1gが最低限必要な量とされています。
プロテインを1日2杯飲んだとしても200kcalのみとなるため、プロテインが原因で太るということはありません。
それよりも、脂が多い料理や、炭水化物(糖質)を多く摂ってしまうことの方が太る原因になることは言うまでもありません。
運動をせずにプロテインを飲んで太ってしまうケースとは
とは言え、普段から運動をせずに高カロリーな食事を毎日食べている人の場合、既にカロリー過多である可能性があります。
そこにさらにプロテインを追加すればカロリーを追加してしまうことになりますので、さらに太ってしまうという可能性はあります。
でも、このケースでは『プロテインが原因で太る』とは言えませんよね(笑)。
プロテインのカロリーを気にして、タンパク質不足の状態が続いてしまう方がかえって太りやすい体質を作ってしまうリスクになります。
【まとめ】運動しないでプロテインを飲むと太ることはほぼ無い
いくら運動をしないと言っても、私達は生きているだけでエネルギーを使っています。
細かいカロリー計算も大切ですが、先ずはなんとなくでも良いので低カロリー高タンパクな食事をこころがけることから始めてみましょう。
プロテインは運動をしない人にとっても必要なタンパク質を効率良く摂取出来るサプリです。
もし、普段の食事でタンパク質不足が気になっている人は是非プロテインライフを始めてみて下さい。
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